匠の技



先日乙女の修学旅行で鳴子温泉にゆきましたと書きましたが、
乙女の学友みどりちゃんからこのようなものが届きました!






あら!鳴子にはさすがこけしのジャポニカまであるのねーーー
・・・んなわけないじゃん!と一人ぼけつっこみ。

よくよくみれば、
なんていうことでしょう、ジャポニカにところどころこけしの細工が施してあるではありませんか。
これぞ見事なみどりちゃんの・・匠の技であります。

ジャポニカ・こけし・オリジナルカスタマイズ!

驚きと感服。さすがです。
わたしはこれぞ乙女の鏡と思いましたよ。


  


2007年07月25日 Posted by YUMI at 07:01乙女の美学校

乙女の修学旅行in鳴子温泉




土日と乙女の美学校の修学旅行で鳴子温泉へ行ってきました。
あいにくの雨だけどいい感じ
コンパクトなこの旅行なら雨で缶詰のほうが
もしかするといいのかも。

ヌー先生と15代目女将のトークショー
夜の宴会
こけしの絵付け

の3つがメインイベント(ってゆう?)で

元女子アナの女将のお話はなかなか充実した内容で
まっすぐで真摯な気持ちがとっても伝わってきました。


マツケンサンバではじまった宴会はとっても楽しく
(マツケンサンバはまじ盛り上がります)
ゲームでのカウント、
1こけし2こけし・・・う~む、ぬかりがありません。




こけしの絵付けをみんなでしました。
コンテストにはかすりもしなかったけど
個人的にはお気に入り。
しかし、バーボン(祖母)には
「これはこけしの顔じゃない」と駄目出しも。




こけし館は膨大なこけしの館。
中にはケロロ軍曹やぴかちゅうもいた・・

青森のこけしは
形もユニークで顔が好みに可愛い!


こけしの絵付けは毎年行って
一年ごとにマイこけしを
1本ずつ増やしていきたいですねー!(本気)



かあいいものハンターの乙女たちは
こけしづくしのお土産を手一杯にしてました。
絵付けをしたこけしと、六郎さんの冊子、
こけしクッキー(袋をもらってくれてMちゃんありがと)
だけで満足していたのは
わたしぐらいかもしれません・・・


あ!帰りの電車でYりんからいただいた
こけしのお手紙いれ(ちゃんと出せる)には感激でした!
買えばよかったナ~
(スプーンも可愛かったなぁ・・、ってどんどん出てくる??)

Yりんありがとう!




今回の旅行は幹事や旅行委員のみんなが
本当に本当にがんばってくれて実現しました。
企画から進行、パンフやお土産、その他数え切れない業務・・。
わたしは旅行に参加した生徒の一人として
そういう姿を時折垣間見ながら参加させてもらって
毎度毎回感謝の思いでした。

本当にただただ楽しませてもらって
なんの不自由もなく家路についたのです。

勿論鳴子の思い出もだけど、
みんなの一生懸命な姿が印象に残ってて
それがなんか感動なのです。
なんだかわたしもがんばろうと思わずにはいられません。


本当にお疲れ様でした。
こんなステキな旅行にしてくれて
本当にありがとう

そして一緒に参加した乙女のみんなどうもありがとう
(同室の乙女ちゃんたちありがと)




  


2007年07月21日 Posted by YUMI at 05:50乙女の美学校

乙女の美学校



前回の更新からずいぶん時間がたってしまった。。
pcのモデムが飛んでしまい、ネットに接続できなかったこともあり・・。

先日の乙女の美学校は、憧れのスタイリストの
大森仔佑子さんがゲスト。
大森さんといえば、オリーブで、
今や荘苑の看板スタイリストさん。

大森さんが登場しただけで教室の空気が一変する。
憧れの人は想像していた以上に素晴らしかった。(こんなことってそうそうない)

声、話し方、住むところ、言動、せいひん・・
すべてが、大森さんのスタイリングする世界と全く違ってなく、
生き方に一本筋を通してる。
この人は本物で、嘘がない、
その真実の姿に
感動した。

そして荘苑70周年記念のイベントで行われた
大森さんのファッションショーのビデオを見せてもらう。
「会場では泣いていた人もいた」と聞いたのだけど
嬉しくてとかそういう涙かと思った。
けど違った。

ラスト、
真っ暗な中にちらちら降る雪
白い衣装をまとった女の子は
真っ黒な衣装に変化を遂げる。
音楽とともにライトの眩しさは
太陽のような輝きとぬくもり。
それがどんどん高まり
眩しさもぬくもりも
熱いほど・・
空気が、息が、世界が。


美しくて儚い世界・・・けれど
その真ん中にあったのは、
わたしたちがすっかり忘れていたようなもの。
何かを思い出しそうになった。
よくわからない、けれどその瞬間は「あ、知ってる」。
とても大切なものを思い出した。
ハートが熱くなって
どうしたって涙がにじんでくる。
知ってる、知ってる、
なんだろうか、この感覚。
手探りの状態で掴んだもの。


みれてよかった。
この時間を決して忘れたくない。



大森さんは言ってた
「洋服を売りたいのではなく、見せたい」
「若い女の子たちに伝えたいものがあるの」


それぞれがそれぞれの感覚で
大切な何かを感じとったに違いない。

大森さんのような人がこの世界に存在することが
わたしは嬉しい。


  


2006年11月21日 Posted by YUMI at 21:25乙女の美学校

乙女の美学校



すっかり時間がたってしまったから簡単にメモ書き・・・
9月の乙女の美学校はお茶の当番がわたしたち仔犬班とこうさぎ班で
みんなで早めに明日館に集まって、作業。

わたしは朝両親に手伝ってもらって刈ってきた(摘んできた?)
ススキやガマの穂、その他草花を持っていきました。
(テーマは「お月見」なので)

班長お薦めのあんず大福はほんとーに美味しくってさすが!
ここに来るようになってちょっと和菓子の美味しさにめざめつつある・・・


今日の授業は「朗読」
音楽に合わせて詩の朗読
何人かの作家の方の朗読CDを
目を閉じて聴いたのだけど
こういうのってわたしのツボ。

人の声って温かいんだと気づく。



写真はお茶の当番の打ち上げで食べたクスクス。
明日館からほんのちょっと歩いた場所にあるcafe、場所は目白かな。
お店は小さいけど
アンティーク(かな?)の家具と照明が物語の中にいるみたいで
とっても可愛らしいお店。
クスクスもカフェオレも美味しかった。
名前聞くの忘れちゃったけどまた行きたいな。
  


2006年10月30日 Posted by YUMI at 22:21乙女の美学校

乙女の美学校7時限目 「音楽講座」



乙女の美学校も半分を過ぎた。

1月から月一回、目白にある、フランク・ロイド・ライトが設計した
自由学園明日館に通っている。
N伯父さんこと、沼田元氣さんが校長先生。
授業は、写真やコラージュ、音楽、古本・・・などなど盛りだくさん。

ライトの設計の明日館はクラシカルで細部まで愛らしい。
別の部屋では結婚式が行われてたりと、少し日常から離れた場所。

かわいらしい教室には、これまた可愛らしい乙女の生徒が。



いくつになっても乙女は乙女。
歳なんてちっとも関係ない。
日常の中に潜んでいる、ささいな出来事の中に、
小さな発見、感動を見つけ、
感謝の心、愛する気持ち。
それを誰かと分かち合おうとする行動。
かといって押し付けがましくなく
程よい距離感。
乙女とは自立心を持ち、
孤独を愛し、楽しむことができる人。




7月の授業は「音楽」

講師は「ゴンチチ」のチチ松村さん、
彼は、夢と現実の狭間に生きている。

印象深い言葉

音楽は人を傷つけない(全部ではないが、大抵がそうだ)
ウクレレという幸せなもので暗いものを弾くのが好き。
毎日音楽をこうして弾いていても
いつも発見がある、だからいつも幸せ。


全てのギターは拾ったもの、
お金をかけない、使わない、
音楽をたくさんの人に届けたい。

チチさんからは豊かなエネルギーを感じた。


あるとき、船の上でパオーンと鳴いた象を、見た。
けれど誰に聞いても見ていない。
でもチチさんはそれは幻ではない、見たのだ。(と言い張る)
その情景を画家さんに描いてもらって
(空とぶイカは画家さんのおまけ)
ポストカードにした。
ウッドストックの日付の消印のある印を外国で押してもらったり
(メモができず詳しいことは忘れてしまった・・)
タイトルは「私は見た」

凝りに凝ったポストカード。
それを1000部のみ印刷にかけ
1枚1枚縁のあった方に手渡しでプレゼント。
時間をかけ手間をかけ、一生かけて渡す。


なんだかとても高級だと感じた。


「わが道をいく、乙女の生き方」


哀愁たっぷりのロシア民謡をウクレレで奏でて歌う。
せつなくもあり明日への希望も感じる、不思議なメロディ。

授業の最後に、校長先生の書いた字あまりの歌詞にメロディをのせ、
乙女美学校の校歌のおひろめ。
みんなで練習。
少女コーラスはわたしも大好き。

校長先生の音楽は是非レコードで。
という言葉を胸に刻む。
それは空間まるごとレコード盤に刻まれているから。




授業の間にはおやつの時間があります。
その日の当番の班が、アイディアを出し合って
クラス分のお菓子とお茶を調達します。


この日のおやつ当番はこねこ班





乙女の学校は午前のクラスと午後のクラスに分かれている・・
なんとこの日、午前班と午後班のお菓子が同じお店のものという驚きの偶然が。
しかも、それは遠く佐賀県のほいあん堂という、
店舗を持たない一人の女性がつくられているクッキー・・
知る人ぞ知るというもので、
勿論示し合わせたわけでもない。(テレパシック!)


話はさかのぼって数日前、午前班の方が
ほいあん堂さんに連絡したところ・・
「乙女の美学校のものですが、かれこれしかじかで・・お菓子を・・」

すると
「乙女の美学校さん?数日前に注文を受けましたけれど??」
午前班さん「!!そんなはずはありません・・」

これは自分の目で確かめなければと、
なんと午前班のみなさん全員で佐賀県まで足を運んだそう。

さすが乙女!icon12



わたしたちがいただいたのは
ひょうたんのクッキー、シナモンの香りが香ばしく本当に美味しい。
四角の中にカタドラレタひょうたんがなんとも可愛らしい。


お花の和菓子とお茶、
手作りのコースターに
三信書店のブックカバーをランチョンマットにして。


いつものお祈りとともにいただく。
お祈りの、この時間がわたしは大好き。

感謝の気持ち。
わたしたちはこんな美味しいおやつを食べられて
なんて幸せなんでしょうか、と。

  


2006年08月16日 Posted by YUMI at 14:36Comments(0)乙女の美学校