シアタープロダクツの現場

シアタープロダクツの現場

先日東京へ行った際、パルコ3で開催されている
「シアタープロダクツの現場」 に足をのばす。


初日なのでどんだけ人がいるのかしら。。と思いきや
お客はわたし一人。なぜ?金曜だから?


『18日間、シアタープロダクツの仕事現場がパルコミュージアム内に移動、
ファッションブランドの日常を、ライブで公開します。』



入り口入ってすぐスカートの森を抜け
パルコミュージアムのど真ん中に
シアタープロダクツの仕事場がどーんとあり、
デザイナーさんもスタッフも仕事をもくもくとこなす。
grafが作った舞台のようなその仕事場の前には
クラシカルな椅子が数脚おいてあったのでそのひとつに一人腰掛け
しばらく舞台の中(仕事場)の動きを観察。
(音楽がまた舞台音響っぽくて変な気分)
ときどきその中の誰かと目が合うも、
モチロン知らん振りをされる。
そしてときどきはやはり電話が鳴る。
「はい、シアタープロダクツです」(・・小声だった)
本当にみんな普通に仕事をしているだけなのだ。

目の前の横にホワイトボードがあったので見てみると、
「16時~打ち合わせ」
とあって朝日新聞社やらJ-WAVEやらの
名前が載っている。
ここでそのまま打ち合わせが行われるようだ。
(みたかった!)

裏には過去のコレクションの作品やビデオが流されてあったりしたけど、

・・こんなのって本当におもしろいと思う!!

みていて触発。
「わたしならこうする!」とかどんどん出てくるし、
けれどなにより、
現場をミュージアムに持ち込ちこむアイディアを
こんな風にして現実にしてるって本当に凄いと思う。
劇場です。わたしは観客です、入場料は500円。




シアタープロダクツの洋服、もってないけど、
その活動はいつも横目で追ってしまう。
「劇場」にみたてるコンセプト、から 色使い、
またデザイナーさんがべっぴんで、美男美女、きゃ☆ってなる。


以下 THEATRE PRODUCTSの概念

『服は、着たときに生まれる、ある独特の空気感によって成立します。
それは、素材やフォルムや色など様々な要素の微妙なバランス
に依るもので、時間と空間を伴っています。
洋服とは、このように劇場的商品ですが、また、洋服を
デザイン / 生産 / 販売、する会社が存在するということも、
劇場的であるとシアタープロダクツは考えています。

つまり、「身体を媒体にした表現」を日常のレベルで展開する
ための組織(会社)が、世界の一隅にフィジカルに存在してい
ることの現実は、劇場の構造についての生きた寓話です。

シアタープロダクツは、ファッションに取り組むことで、
ファッションそのものについて考え続けています。
すべての場、すべての状況は、ファッションがあれば、
『劇場』として完成しているのです 』



たしかBSでやってた真夜中の王国で
リトルモアギャラリーで開催された初コレクションの
ニードルパンチの模様に釘付けになったのが最初。

その後その(ニードルパンチで出来上がってしまった)イメージを
払拭すべく、試行錯誤する姿を別の番組で見て以来、
(ああ、こうして次のステップへ行くんだな、ここが踏ん張り時なんだなって)
同世代である彼らのこの先がとても楽しみになった。
あれからたった数年で、今や東京を代表するブランドの1つとなったけど、
だけどその可能性は計り知れない。

GEISAIに出ていたKATHYとの相性も抜群、
より劇場っぽく色鮮やかに目に焼きつく。


これから先どんな面白いアートを見せてくれるんだろう!


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2007年01月25日 Posted byYUMI at 20:06 │雑記